3.自分の家だと思って雨漏り修理をご提案!
雨漏り修理のやり方は、本当に様々です。
ただ、雨漏りを止めればいい、という場合もありますし、場合によっては、そこに住んでいらっしゃる方のライフスタイルにあわせて、 雨を止めるだけでなく、ちょっとした工夫をして差し上げることで、その後、何年もの暮らしが楽になったりすることもあるのです。
これはちょっと大掛かりな例ですが、
以前、雨漏り修理を頼んでくださったTさんというお宅がありました。
そのお宅は、3階建で、3階に大きなベランダがついていました。
そのベランダの防水が傷んでしまって雨漏りをしていたのです。
Tさんのお話を伺ってみると、まだ築20年程度なのだけれど、雨漏りをしてしまった… と悲しんでおられました。
確かに、施工があまりいいとは思えませんでしたが、それでも防水の施工がしてあるベランダで何も手入れをしていなければ、 20年もすれば雨漏りがしてくることはよくあることです。
普通に修理することをご提案しようかと思っていたら、こんなことをおっしゃったのです。
「いやー、娘夫婦と住んでいるんだけど、孫が少し大きくなってきたから、手狭になってね。
新しく家を建てかえるにもお金がかかるし、でもこのままじゃ、息子夫婦が狭くて大変かと思ってね。
だからと言って、出て行ってしまったら寂しいしねー」
そこで、私は…
大きなベランダに屋根を付けて、部屋にしてしまうことをご提案しました。
部屋にしてしまうことで、娘さん夫婦のお子様の部屋が作れる!と。
実は、防水のベランダというのは結構寿命が短く、きちんと施工しても、 15年程度するとまた雨漏りをする可能性もあります。
しかし、そこに壁と屋根を取り付けてしまえば、まず雨が漏る心配はなくなります。
Tさんの場合は、その屋根をガルバリウム鋼板という材料でやらせていただいたのですが、 この屋根はメーカーから15年は色褪せしないよう、という保証が出ています。
たとえ、20年経って少し色褪せたとしても、まあ、25年~くらいはもつでしょう。
しかも子供部屋ができて、建て替えをしなければいけないと思っていたTさん夫婦は、本当に喜んでくださいました。
実は、その時のライフスタイルに合わせて住み替えができれば一番ですが、そう簡単にはいかない大きな大きな買い物です。
そこで、少しでも私ができることがあれば、私が住んでいる、私の家だと思って、あたなのお宅の雨漏り修理をご提案させていただきます。
最後には、あなたの笑顔を見られることを願って。